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2024年度・2025年度 大規模防災訓練(千葉地区石コン防災訓練・東京湾消防相互応援協定に基づく合同消防演習)

2026/02/16

昨年度から今年度にかけて、当社当社千葉事業所を会場とした大規模防災訓練が実施されました。

2024年度は「千葉地区石油コンビナート等特別防災区域協議会防災訓練」、2025年度は「東京湾消防相互応援協定に基づく合同消防演習」を実施し、後者は千葉地区海上共同防災協議会で予定していた海上防災訓練を兼ねる形で行われました。

ここに、2ヶ年分を纏めて振り返り、掲載します。

 

■令和6年度千葉県石油コンビナート等防災訓練(海上・陸上 総合訓練)

実施日時:2024年11月8日(金) 13:00~15:15

主  催 :

千葉県、千葉市、京葉臨海中部地区石油コンビナート等特別防災区域協議会、千葉管内排出油等防除協議会

参加機関 :

千葉県、千葉海上保安部、千葉県警察本部、千葉県千葉西警察署、千葉市、千葉市消防局、市原市消防局、袖ケ浦市消防本部、京葉臨海中部地区石油コンビナート等特別防災区域協議会、千葉地区石油コンビナート等特別防災区域協議会、千葉地区海上共同防災組織、千葉市新港地区共同防災協議会、株式会社ダイトーコーポレーション、当社自衛防災組織

訓練種別 :

(1)海上訓練の部

発災通報及び現地対策本部訓練、ガス検知訓練、一次オイルフェンス展張訓練、海上浮流油回収訓練、二次オイルフェンス展張訓練、広報・情報伝達訓練、海上浮流油放水拡散訓練 等

(2)陸上訓練の部

初動対応訓練、現地対策本部設置訓練、通報訓練、上空偵察訓練、土嚢構築訓練、危険物出火防止訓練、災害広報訓練、ドローン情報収集訓練、応急救護訓練、タンク火災活動訓練 等

 

訓練会場入口

 

ナレーター(事業所紹介・海上訓練)

 

【海上】 自衛防災隊編成/集合

 

【海上】 油回収準備開始

 

【海上】ガス検知

 

【海上】油回収準備・小型オイルフェンス展張準備

 

【海上】小型オイルフェンス展張

 

【海上】ひしゃくによる回収ボックスへの油回収

 

【海上】立入禁止柵設置完了報告

 

【海上】ひしゃくから回収した油をポンプで吸い上げ

 

【海上】消火班長より油回収作業完了報告

 

【海上】展張船による大型オイルフェンス展張

 

【海上】 大型オイルフェンスを「大東防災2号」よりスライディングジョイント担当へ受け渡し

 

【海上】 大型オイルフェンスをスライディングジョイントへ降下

 

【海上】県水上警察隊「いぬぼう」出動

 

【海上】油拡散一斉放水(千葉海保巡視艇「たかたき」・市消防局消防艇「まつかぜ」)

 

ナレーター(陸上訓練)

 

【陸上】市消防ヘリ「おおとり」

 

【陸上】自衛防災隊編成/集合

 

【陸上】自衛防災隊集合・本部設置完了報告

 

【陸上】自衛防災隊活動開始

 

【陸上】土嚢到着・構築開始

 

【陸上】土嚢構築完了報告

 

【陸上】新港共同防災隊到着

 

【陸上】JFE共同防災隊到着報告

 

【陸上】自衛防災隊消火班長へ泡シール実施指示

 

【陸上】自衛防災隊による泡シール

 

【陸上】千葉西警察移動交番設置、現地合同調整本部立ち上げ

 

【陸上】公設消防到着

 

【陸上】自衛防災隊長・消防技術説明者より美浜指揮隊長へ状況報告

 

【陸上】市消防局 ドローン

 

【陸上】負傷者を応急救護所へ搬送

 

【陸上】応急救護所にて応急救護

 

【陸上】負傷者を海浜病院へ救急搬送

 

【陸上】一斉放水(新港共同防災隊・JFE共同防災隊)

 

【陸上】一斉放水(公設)

 

【海上】 観覧風景

 

【陸上】 観覧風景

 

【陸上】観覧風景(テント)

【閉会式】 開式

 

【閉会式】 自衛防災隊整列

 

【閉会式】「頭 中」

 

【閉会式】 訓練事業所挨拶(当社社長 岸谷直樹)

 

訓練後、主催者・参加機関並びに当社内にて意見集約を行い、多数の意見が出されました。

参加機関並びに参観者様からのご意見抜粋を以下に整理します。当社内意見と共に、今後に活かしてまいります。

1 海上訓練

・オイルフェンスをジョイントに掛ける際、声を掛け合い素早く流れるように行えていた。非常時も焦らずに声を掛け合うことが重要だと感じた。

・大小のオイルフェンスを使用されていて参考になった。展張時の手際がよく、日頃から訓練されていると思った。また、オイルフェンスのガイドレール取付け箇所には手動ウィンチ等補助用治具が設置され、一人作業でも操作し易いような安全面での工夫を感じ、自職場でも設置検討してみたい。

・油回収、ガイドレールの取付けがテキパキと行われ、操法の様子は自社でも取り入れて行きたい。

・各防災隊や船の無線をスピーカーで聞こえるようにしていたため、実際のやりとりや現状把握をしやすかった。また、ナレーターの方の説明がよく聞こえ、わかりやすかった。

・リハーサル(10/25)と本番(11/8)の間隔が2週間あり、修正や調整等に最適な期間であった。

2 陸上訓練

・非常に多くの数の土嚢を構築している点や多人数でフォークリフトを使用して行われ、運搬やヤード内荷下し、積み上げが大変迅速スムーズでマンパワーの重要性を感じる一方、非常時に人数が確保出来ない場合、少人数で土嚢を上手く構築できるように、日々訓練が必要と感じた。KYも十分なされている印象あり、フォークリフトでの土嚢運搬は自職場でも活用したい。

・訓練では、地震・津波・火災想定とともに、地域特性に見合った具体的な被災想定をしっかり行い取り組むことが重要と感じた。

・燃えている箇所を、言葉だけではなく絵を用いて示していたため、わかりやすかった。

・防災隊員が全員ビブスを着ていれば、何の作業をしている人なのかよりわかりやすくなると感じた。

・消防車・救急車のサイレンにナレーションが重なって音声が聞こえない場面も多かった為、サイレンと重ならないナレーションやサイレンの時間を短くするなどの対策が必要。

・事業所の職員や自衛防災隊の訓練計画は、事業所に作成していただいた方がより実態に即した訓練になると感じた。

3 全体を通して

・消防や警察の方達は、普段から訓練されていることもあり、流れるような動きで流石だと思った。

・スピーカー台数が多く、海陸共に会場の何処にいても音声ガイダンスが聞こえて全体の様子が分かり易かった。また、BGM を入れており、会場の雰囲気つくりにも工夫を感じた。

・ナレーションが、シナリオ進行だけでなく発災の緊迫感を伝えたり隊員の活動状況を賞賛するようなストーリー仕立てになっていることに新鮮味を感じた。

・駐車場誘導係の集合時間や対応場所については、要検討。

 

■令和7年度 東京湾消防相互応援協定に基づく合同演習(海上防災訓練)

実施日時 :2025年10月22日(水) 13:45~15:30

主  催  :千葉市消防局警防課

参加機関 :

東京消防庁、川崎市消防局、横浜市消防局、市川市消防局、千葉市消防局

協力機関 :

千葉海上保安部、千葉県警察水上警察隊、新港地区共同防災組織、株式会社ダイトーコーポレーション、当社自衛防災組織

訓練種別 :

東京都・川崎市・横浜市・市川市・千葉市の5都市が各都市の港内及びこれに関連する沿岸施設等に大規模災害が発生した場合における効果的な災害対応を目的として締結された東京湾消防相互応援協定に基づき、消防相互応援体制の充実強化及び関係機関との連携を再確認し、東京湾内の災害活動体制強化を図ることを目的として実施。

(1)救助救出及び救急活動訓練

陸上部隊:自衛消防隊による初期対応実施後、消防隊と協力し負傷者の救護を実施。

舟艇及び消防防災ヘリコプター:海上からの人命救助活動。

(2)流出油防除訓練(オイルフェンス展張)

共同防災組織等によるオイルフェンス展張作業実施。

(3)流出油防除訓練(拡散放水)

被災船舶から流出した重油を拡散する為、消防艇による放水航行を実施。

(4)船舶等火災対応訓練(一斉放水)

陸上及び水上部隊による一斉放水。(消防防災ヘリコプターによる編隊飛行あり)

 

演習会場入口

 

観覧席

 

総合調整本部(全体調整・ナレーション)

 

自衛防災隊編成/集合/各班指示

 

小型オイルフェンス展張

 

漏洩箇所ガス検知

 

流出油回収準備/開始

 

自衛防災隊負傷者救出/救護所搬送

 

警備艇による海面からの要救助者救助

 

千葉市消防局陸上部隊到着

 

救護所での傷病者の観察

 

傷病者を救急車内へ収容

 

 

流出油防除/展張船による大型オイルフェンス展張

 

 

消防艇(左から、千葉市消防局:まつかぜ、東京消防庁:みやこどり、川崎市消防局:かわさき、横浜市消防局:まもり、市川市消防局:ちどり、千葉海上保安部:たかたき)到着

 

訓練途中、船舶航行あり訓練を一時中断したことから、総合調整本部判断により流出油対応としての各船艇による攪拌放水を取り止め、一斉放水としては船舶火災対応としての海陸双方による一斉放水のみとした。

 

 

被災船機関室からの火災が海面に広がり 火勢一挙制圧目的で 各船艇から一斉放水準備/実施

 

新港共同防災組織到着/一斉放水準備     海上部隊、陸上部隊一斉放水

 

計画されていた航空部隊による訓練は、朝の段階で天候悪化が確認されたため、安全確保の観点から中止となり、閉会式も中止となった。

 

2024年石コン訓練のような訓練後の意見集約は行われませんでしたが、社内での各種反省や課題が挙げられました。

両訓練の実施を合わせ、日頃からの訓練の大切さを改めて理解し、今後の事業所防災活動に活かしていく重要な機会となりました。

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